Acoustic Guitar

YAMAKI D126

YAMAKI D126は、YAMAKIの140、YW50M、YM1000等に見られる、美しいアバロン貝のインレイや、派手な縦ロゴといった装飾が一切ない、とてもシンプルな外見をしています。

D126という機種名から予想すれば、1970年代に、おそらく26,000円で売り出されたモデルではないでしょうか?(当時、ヤマキデラックスを購入された方より、同等の仕様で、16,000円で購入したとの情報をいただきました。機種名と値段は関係ない場合も多々あります。当時、同じく全合板の仕様であるYAMAHA FG-150が15,000円、FG-180が18,000円で販売されていたとのことですので、同価格帯での発売だったのかもしれません。)

バックは濃い塗装がしてあり、精細な切子細工のバインディングが真ん中に施されているのは、FP-20と全く同じです。

YAMAKI FP-20

トップ、バック、サイドとも合板仕様と思われますが、40年という歳月を経て、あのYAMAHA FG-150、FG-180が同じくオール合板のギターとはいえ、「鳴る」ギターであるのと同じく、このD126も、5、6弦の低音の唸りはYAMAKI特有の芯の太いサウンドをしっかり堪能できます。

ヘッドのロゴさえ隠せば、1970年代のマーチンD28にも見えなくもない飴色に経年変化したボディは、思わずなでなでしたくなリます。

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